3日

[注目のカジノ関連株]

 先の通常国会から継続審議となっている「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(通称カジノ法案)の審議が、臨時国会で月内にも再開されると伝わっている。

 政府自民党は今国会での成立を目指しているとされ、いわゆるカジノ関連銘柄が改めて関心を集めそうだ。

 注目したい主な関連銘柄としては、以下がある。

<主なカジノ関連銘柄>

ALSOK

フィールズ

平和

SANKYO

日金銭

マースエンジ

ユニバーサル

オーイズミ

ダイコク電機

グローリー

セガサミーHD

バンナムHD

セコム

コナミ

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7日

[日本版カジノは外国人専用]

「国際観光産業振興議員連盟」が、国会内で役員会を開き、カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進するカジノ法案を修正する方針で確認したと日経新聞が報じた。

 国際観光産業振興議員連盟会長の細田博之自民党幹事長代行は、「カジノ利用を当面、外国人に限定する方向で調整する。日本人の利用については別途、法律で定める」などの文言を追加することを検討したことを明らかにしている。

 今国会の成立を目指すものの、公明、民主両党は、ギャンブル依存症や青少年への悪影響を懸念する声が出ているとして慎重な構えである。


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10日

[やっぱり日本人もOK]

 3日前の7日にも役員会を開いていた「国際観光産業振興議員連盟」だが、今日もまた衆院議員会館で役員会を開いた。

 そして、「特定複合観光施設区域整備推進法案について、カジノ利用を外国人に限定する修正方針を転換し、日本人も利用できる現行案の骨格を維持することで大筋一致した。」と、国際観光産業振興議員連盟会長の細田博之自民党幹事長代行が説明した。

 3日前の「外国人限定」というのは「メディアによる誤報」と苦しい言い訳もIR議連の幹部会合で確認し合った。

 真実は、「メディアによる誤報」ではない。

「カジノ利用を当面は外国人に限定する」と報じられたことで、外資カジノ事業社が猛反発し、「日本に投資する価値無し」と判断せざるを得ないと脅された為に、慌てて言い訳しようとしたが、「撤回」と報道されてしまい、国内世論に不安を与えることとなってしまったもの。

 目先の金で右往左往するIR議連の幹部にカジノ合法化の真の価値は見えていないようだ。残念…


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14日

[カジノ評論家]

 秋の臨時国会で成立する可能性が高まっているカジノ合法化だが、最近気になるのが「的外れ」なカジノ経営論を堂々と展開するカジノ評論家だ。

 とは言っても「カジノ評論家」と名乗る者はいまのところいないのだが、カジノ業界に詳しいとされるカジノ研究者達の発言が目に余るようになってきた。

 IGAは、日本で唯一のカジノ専門機関であることは間違いないが、カジノを研究したきた団体や個人でカジノに詳しい人たちは確かに存在するが、そのほとんどは断続的または他の業種や仕事と同時に調査研究をしているものなので、100%カジノ事業に特化した日本国内の専門機関は特定非営利活動法人国際ゲーミング協会、通称IGAだけである。

 例えば、最近のニュージャージー州アトランティックシティでカジノが閉鎖されていることを取り上げて「今やカジノは斜陽産業」と断定する自称専門家がいる。彼は「日本でカジノ誘致を声高に叫んでいる人々は、こうした「カジノの経済学」を知っているのだろうか?」というが、「カジノ経営学」を知らないのはあなたでしょ。

 正に「知らない」という無知ぶりの恐ろしさはここにある。

 彼曰く、カジノとは「高額な賭け金で遊ぶギャンブラーのハイローラー用VIPルームがないと成立しないのがカジノで、庶民の娯楽がパチンコだ。収益モデルも客層も全く違う。逆に言えば、コツコツと”チンジャラ”やるパチンコを30兆円産業にした日本人のDNAにカジノは不向きだ。それに、風営法でVIPルームのような高額な賭け金を許容するとは思えない。 パチンコ玉が1発1万円、とやれば「射幸心をそそる」と警察利権が出てくるに決まっている。 カジノは地方に分散してポツンポツンとつくっても意味はない。カジノ成功のカギは「1か所集中」だからである。マカオには30軒以上、ラスベガスには約40軒、シンガポールでも2軒の巨大カジノホテルがある。もし東京、大阪、沖縄に1軒ずつ誘致できたとしても、マカオやシンガポールには太刀打ちできない。韓国のウォーカーヒルやオーストラリアの二の舞いになるだけだ。カジノは観光立国や東京オリンピックと関連づけられて語られてもいるが、これは全く関係ない。スポーツの祭典にカジノが必要なわけがないだろう。カジノの経済学を知らずにカジノをつくっても「捕らぬ狸の皮算用」に終わるのは火を見るより明らかなのだ」と続く。

少し長く紹介したが、意見を聞けば聞くほど 「的外れ」なことばかりで、どこから反論したらいいか分からないほどの無知ぶりだ。呆れて反論するものアホらしい。


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17日

[カジノ解禁法案修正]

 公明党の井上幹事長は記者会見で、国際観光産業振興議員連盟がまとめたカジノを含む統合型リゾートを推進する法案の度重なる修正に苦言を呈し、厳しく説明責任を求めた。


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18日

[エース電研]

 エース電研は昨日、世界的なカジノ産業の展示会「マカオゲーミングショー2014」に出展することを発表した。

 PRするのは、空気式紙幣搬送システム「ビルストリーム」を、カジノ施設での使用をイメージさせるブースレイアウトで出展するという。

「マカオゲーミングショー2014」は、「世界のためにアジアでは」をテーマに来月18日から20日まで、ザ・ベネチアン・マカオのコタイ・エキスポ・ホールを会場として開催される。

 昨年度の開催では103社が出展し、3日間で8,634人が来場したとされる。日本の窓口は「ゲンダイエージェンシー」


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28日

[ジャパン・カルチャー]Pasted Graphic.tiff

「和服、壺を振り、賭場開帳」

 これ、絵的には外国人観光客が大喜びだ。

国際観光産業振興議員連盟の萩生田光一副幹事長が提案した「日本の独自の文化を取り入れたカジノ」という発想。

 日本人なら誰でも思いつく簡単な発想だ。

 「芸者」と「日本酒」、「和服着」と、一見良いアイデアに思えるが、イベントやショーとして外国人観光客に楽しんでもらうのはカジノ側の「お・も・て・な・し」として喜んでもらえるだろう。そこに反論は無い。

 しかし、これらのイメージは「昭和日本のヤクザ映画」から発せられているものだ。

 娯楽ならいいが、現金を賭けた真剣勝負に「壺振賭場」はちょっと無理がある。

 第一、本気で壺振り賭場をカジノ内で開帳すると考えているのであれば、それは「カジノ経営」を全く知らないということだ。

 現実のカジノフロアの業務は、映画やドラマの世界と同じ様に語ることはできない。

 その理由は色々あるが、セキュリティー上の問題と、日本のヤクザ映画の「賭場」は「イカサマ」の技を競い合うようなもので、裏カジノやヤクザ賭博場なら成り立つが、現代カジノの経営に向かない。

 ちょっと難しい話になってきたが、カジノの歴史をIGAのホームページ学んで頂ければ理解してもらえると思う。

 しかしながら「肩脱ぎの姐さんの丁半博打」が魅力的であることは間違いないので、しかるべき日本映画の大物監督に演出して頂ければ、観光誘致の目玉になるかもしれませんね。


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29日

[カジノ法案可決は厳しい]

 自民党と公明党の幹事長と国対委員長が集まって、東京都内のホテルで会談した結果、「カジノ解禁法案は今国会での成立は厳しい」という認識で全員一致したと公表された。

 やはり、IRでの合法化は今の日本に適切な政策ではないのだ。

 NPO-CASINOについて議論されるべだ。